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新型コロナウイルスのオミクロン株XBB.1.5系統の県内初確認等について

ページ番号:0203837 更新日:2023年3月31日更新

 県では、県環境保健センター等において、新型コロナウイルスのゲノム解析を実施しているところですが、このたび、WHO(世界保健機構)において、注目すべき変異株に位置付けられている、オミクロン株「XBB.1.5系統」が、県内で初めて確認(2検体)されましたので、お知らせします。

 XBB.1.5系統の感染力については、BA.5系統等のオミクロン株より高くなっている可能性がありますが、重症化リスクについては、現時点、明らかになっていません。

 なお、新たな変異株であっても、主な感染経路は、接触感染や飛沫感染であり、これまでと変わるものではないため、県民の皆様には、引き続き、3密を避け、「十分な換気」、「こまめな手洗い・手指消毒」など、基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。

 また、3月陽性者のオミクロン株亜系統の検出状況についても、次のとおり併せてお知らせします。

 県では、引き続き、ゲノムサーベイランスにより発生動向を監視していきます。

 

【今回のゲノム解析概要】

〇 令和5年3月下旬に採取した検体8件を3月30日に解析。

〇 そのうちの2検体が「XBB.1.5系統」で、この検体の感染者について、1人は「軽症、海外渡航歴あり」、1人は「軽症、県外行動歴なし」。

〇 残りの6検体のうち、2検体は「BA.5系統」、4検体は「BA.2.75系統」。

 

【3月陽性者のオミクロン株亜系統の検出状況】            (3月30日現在)

解析

件数

検出件数(検出率)

BA.5

BA.2.75

BQ.1

XBB.1.5

BA.2

82

 

50

(61.0%)

23

(28.0%)

6

(7.3%)

2

(2.4%)

1

(1.2%)