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ヘルパンギーナの流行発生警報の発令について
ヘルパンギーナ患者の定点当たり報告数が令和7年第26週(6月23日から6月29日)に7.43人となり、警報の基準としている定点当たり6人以上を上回りました。
これから流行期である夏季にかけて、さらなる感染の拡大が予想されることから、本日、県下全域に「ヘルパンギーナ流行発生警報」を発令しました。
ヘルパンギーナの流行発生警報の発令は、令和元年7月17日以来です。
これから次の点に注意して感染予防に努めましょう。
≪ヘルパンギーナとは≫
○ 特徴
乳幼児を中心に、主に夏に流行する感染症です。
○ 症状
・突然の発熱に続いて、のどに痛みと水疱(すいほう)が現れます。発熱は1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします。
・合併症として、熱性けいれん、脱水症、小児ではまれに髄膜炎や心筋炎などの注意が必要です。
○ 感染経路
・飛沫感染:咳やくしゃみの時の飛沫の中に含まれるウイルスによって感染
・経口・接触感染:便に排出されたウイルスによって感染
○ 感染予防
ヘルパンギーナには発病を予防できるワクチンや薬はありません。日頃から「手洗い・うがい」といった感染対策を生活習慣にすることが大切です。また、発症後2~4週間頃まで便からウイルスが排せつされるため、発症した乳幼児のおむつ交換を行う時は、排せつ物を適切に処理し、流水と石けんでしっかりと手洗いをしてください。
添付ファイル
定点当たり報告数の推移、地域別発生状況.pdf (PDF:148KB)
(参考)
県内における感染症の発生状況は、山口県感染症情報システムにおいて順次公表しています。
山口県感染症情報システムURL:https://pref.yamaguchi.didss.dsvc.jp/<外部リンク>
お問い合わせ先
健康増進課 感染症班
Tel:083-933-2956
Mail:a15200@pref.yamaguchi.lg.jp