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医療関連分野における事業化案件について

ページ番号:0039593 更新日:2021年3月1日更新

 県では、次世代産業の推進に向けて、医療、環境・エネルギー、バイオ関連分野において、産学公金連携による研究開発・事業化の促進に取り組んでいます。
 この度、医療関連分野において、三笠産業株式会社(山口市)が、県産業技術センターの技術支援の下、中小企業庁のものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金を活用して、下記のとおり、スヌーズレン用ファンタジーライトを開発・事業化しましたのでお知らせします。

1 スヌーズレン用ファンタジーライト

開発経緯等

  • 同社は世界で初めて実用化したフルカラーの蛍光印刷を応用し、「ブラックライト紙芝居」や「光るクレヨン」等(暗い部屋でブラックライトを点灯することにより、蛍光印刷した紙芝居やクレヨンで描いた絵が光って
    かび上がるもの。)を販売していますが、従来型のブラックライトは紫外線を発していることから、その波長による人体への影響を不安視する利用者の声もありました。
  • 同社では、そうしたニーズに応えるため、スヌーズレン商品向けに、紫外線を使わずに、身体に安全で、鮮やかな発光を実現する「ファンタジーライト」を開発しました。

* スヌーズレン
 重度の知的障害者等に対して、五感を刺激する空間・時間を提供するリラクゼーション活動のことであり、自閉症や発達障害のある子どもの教育、認知症の緩和、心理的ケアの必要な方への治療などへの効果が実証されてきています。

2 開発企業:三笠産業株式会社

 【代表者】佐伯 誠(サエキ マコト)
 【所在】山口市小郡山手上町1-10
 【資本金】91,963,850円
 【事業内容】農業支援事業・機能科学事業・食品加工事業
 【従業員】250名
 【問合先】営業部 第一営業課 杣野(そまの)、伊藤 (電話 083-974-6331)

3 その他

 同社は、フルカラーの蛍光印刷を応用した蛍光印刷による各種グッズ販売や、展示室(スヌーズレンブラックルーム体験室)などの、医療・福祉向けスヌーズレン用品のショールームを設置しています。
 ※ 医療・福祉関係者だけではなく、一般の方にもご利用頂けます。

お問い合わせ先

新産業振興課
Tel:083-933-3150
Fax:083-933-3159
Mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp