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令和8年6月定例会 請願 上関町に計画されている「中間貯蔵施設」に反対の意思表明を求めることについて

ページ番号:0351822 更新日:2026年6月26日更新

件名

上関町に計画されている「中間貯蔵施設」に反対の意思表明を求めることについて

請願者

上関原発を建てさせない美祢・山陽小野田・宇部実行委員会 共同代表 浜野 勝

紹介議員

木佐木 大助、藤本 一規、河合 喜代、中嶋 光雄、井原 寿加子

要旨

 2023年8月2日、中国電力と関西電力の共同事業で、上関町に関西電力の使用済核燃料「中間貯蔵施設」建設のためのボーリング調査を申し入れた。上関町長は上関町民、周辺自治体の意見を聞くことをせず、8月18日臨時町議会を開催、議員10人の「意見を聞いた」として、その日のうちに中国電力にボーリング調査受入れを決定した。
 周辺自治体住民は、「福島のようになっては取り返しがつかない」「建設しないことが安全」「子供たちの幸せのために反対するのは今に生きる私たちの責任」とし、地域のしがらみを打ち破りながら、2年数か月にわたり建設反対を続けてきた。「上関の中間貯蔵施設に関するアンケート調査」が周防大島町、柳井市、田布施町、平生町で行われ、反対74%、賛成4%、建設反対は圧倒的世論となった。
 田布施町町議会選挙では、反対議員が多数当選し、田布施町議会として建設反対の決議も可決された。
 柳井市でも、市議選挙が行われ反対議員が多数選出された。いずれも反対世論を背景としたものであった。
 この反対運動は、光市、下松市、周南市へ広がり、山口県下を建設反対の声で覆い尽くされることとなる。
 上関へ「核のごみ捨場」建設の計画が明らかになる中で県議会に対して、反対請願を幾度となく提出してきたが、採択されることはなかった。
 2026年3月県議会には、反対請願が提出され、産業観光委員会で審議された。
 産業観光委員会委員長報告によると、「上関町における中間貯蔵施設については中国電力から具体的な計画は何ら提示されていない。上関町では、中間貯蔵施設の設置について現時点でその是非を判断しておらず、請願が求めるような意思表明をする状態にはないとの意見や、中国電力の立地調査の内容はずさんであるなどの意見があり、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました」と請願書をまたしても不採択としたのである。
 住民アンケートや請願書提出からも、周辺住民が使用済核燃料中間貯蔵施設建設計画に反対の意思表示をしていることは明白であるにもかかわらず、県議会が意思表明することはいまだに時期尚早であると考えることは、現実を全く反映していない。
 県議の中にも宇部と上関は遠く、他人事のように思われている方がおられるかも分からないが、宇部から祝島は60キロメートルしかなく、快晴の日には宇部中央病院や床波、ときわ公園の石炭記念館展望台から、祝島がはっきりと遠望できる。迫りくる南海トラフ巨大地震の影響で、使用済核燃料「中間貯蔵施設」に事故が起これば、宇部市においても甚大な放射能被害を及ぼす危険性がある。宇部市だけでなく、美祢市、山陽小野田市においても同様のことが言える。周防灘はみんなの大切な海であり、放射能汚染のリスクは許せないと考える。使用済核燃料「中間貯蔵施設」の問題は、県民の命に関わることであるので、県民の安心・安全を守るという責任感を持って、丁寧に審議されることを切望する。
 県民は中国電力と関西電力の共同事業として、使用済核燃料「中間貯蔵施設」建設計画が出され、「福島のようになっては取り返しがつかない」と建設に反対しているのである。
 県政は県民の命と暮らしを守ることを第一義としなければならない。
 よって、県議会において、下記のとおり採択されるよう請願する。

1 上関町での使用済核燃料「中間貯蔵施設」の建設に反対する。
2 山口県知事に対して、上関町での使用済核燃料「中間貯蔵施設」の建設に向けた手続に同意しないよう求める。

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