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美祢地域の主要な農林水産物たち
山口県美祢農林水産事務所は、宇部市、美祢市、山陽小野田市の3市を管轄しており、南部は臨海工業地帯を背景とした都市的地域が、中部と北部は中山間地域が大半を占めています。
主要な露地作物は、水稲、麦類(小麦、はだか麦)、大豆、キャベツなどです。また、北部ではなし・くり・かきなどの特産果樹、ゴボウや雨よけホウレンソウ、切り花のリンドウが栽培されており、小野湖近くの丘陵地には西日本有数の規模を誇るお茶の団地があります。南部では都市近郊の立地を生かして、キュウリやミニトマト、青ネギ、アスパラガスなどの施設野菜のほか、キャベツやカボチャなどの露地野菜が栽培されています。
肉用牛の繁殖・肥育や養鶏(採卵鶏、肉用鶏は主に育成)などの畜産業のほか、杉や檜などの木材生産に加えて、たけのこやしいたけなどの特用林産物も生産されています。
瀬戸内海では、小型底びき網や刺網、潜水器漁業など、多様な漁業が営まれており、えび類やわたりがに、はも、さわら、れんちょう、白みる貝などの豊富な魚介類が水揚げされています。なかでもえび類は県全体の7割以上を占めるとともに、県内で生産される養殖のりは、そのほとんどを宇部産が占めています。
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