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おもしろ統計・143水産練製品先進県!山口
143 水産練製品先進県!山口(令和5年7月20日掲載)
山口県は三方を海に開かれ、水産加工品が数多く生産されています。
その中でも、山口県発祥の焼き抜きかまぼこを始め、ちくわ、てんぷら(揚げかまぼこ)、魚肉ハム・ソーセージ等の製品は、良質なタンパク質を簡単に摂取できる栄養価の高い食品です。近年は健康志向からその需要が伸びています。
一方で、原材料価格等の高騰で事業環境が一段と厳しくなっており、値上げも目立ちますが、それでも価格は手頃で、皆さんの食卓に上ることも多いのではないのでしょうか。
では、これらの製品の生産・出荷状況等を、昨年12月に総務省・経済産業省が公表した「令和3年経済センサス―活動調査 産業別集計(製造業)」のうち、「水産練製品製造業」のデータで確認してみましょう。
都道府県別に集計されたデータを見ますと、山口県の水産練製品製造業の従業者数は1306人で全国第4位、製造品出荷額等(売上金額)は約238億円で全国第3位となっています。これらの数値を全国シェアで見ますと、山口県の従業者数、製造品出荷額等はともに全国の6%超を占めています。
これらのことから、山口県は全国的に見て水産練製品の生産・出荷が盛んな県であることが分かります。
山口県では、県内の製造業の実態が分かる「令和3年経済センサス―活動調査(製造業)結果(山口県分確報)」を今年5月に県ホームページに公表しました。ちょっと疑問に思ったことを調べてみるのはいかかでしょうか。ご興味のある方はぜひご覧ください。
143水産練製品先進県!山口(令和5年7月20日掲載) (PDF:426KB)