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おもしろ統計・153コロナ禍から4年

ページ番号:0257649 更新日:2024年5月16日更新

153 コロナ禍から4年(令和6年5月16日掲載)

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して1年が経過しました。

新型コロナ流行前の令和元年からこの5年間、皆さんは、山口県の人口がどのような動きをしたと思われますか。都道府県間移動による人口の県外流出(転出超過)について、全年代と若年層の動きを見てみましょう。

まず全年代でみると、令和元年は約3700人の転出超過であったところ、令和2年以降、3年連続で転出超過が縮小し、令和4年には約2800人まで約2割縮小しました。

これは、コロナ禍を契機として、地方移住への関心が高まり、また、テレワークによる時間や場所にとらわれない「新しい働き方」が普及したことなどによるものと考えられます。しかしながら、コロナ禍後、令和5年には、再び、令和元年と同水準の転出超過となっています。

次に、人口流出の主な年代である15~29歳の若年層についてみると、令和2年以降も一貫して令和元年の転出超過数を上回って推移しており、新型コロナによる影響ははっきりとは認められないようです。

また、これを男女別にみると、若年女性の転出超過は、若年男性の転出超過を継続的に上回っており、こうした若年女性の県外流出傾向は、山口県の少子化をさらに加速させる要因の一つとなっていると考えられます。

県統計分析課のホームページでは、今回ご紹介した総務省「住民基本台帳人口移動報告」のほか、人口に関する各種の統計を掲載しています。ぜひご利用ください。

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153コロナ禍から4年(令和6年5月16日掲載) (PDF:408KB)

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