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麻薬・心の勇気
麻薬、覚醒剤、大麻などの薬物乱用は、乱用者個人の健康上の問題だけでなく、各種の犯罪の誘因となるなど、社会に計り知れない危害をもたらします。
また、昨年は、大麻事犯の検挙人員が4,000人を超え、過去最多となり、特に若年層による大麻の乱用傾向の増大に歯止めがかからず、大きな社会問題となっています。
このような違法薬物は、インターネットやスマートフォンを通じて売買されるなど、地域を問わず私たちの周辺にも、薬物乱用を招きやすい環境が拡がっています。
薬物に一度でも手を染めてしまうと、その薬物の持っている強い依存性から、自分の意志ではなかなか止められなくなり、心も身体もむしばまれ、幻覚や妄想が現れるようになるなど、取り返しのつかない結果を引き起こしてしまいます。
こうしたことにならないよう、一人ひとりが乱用される薬物に対して正しい知識を持つこと、薬物乱用を身近な問題として真剣に考えることが大切です。
薬物乱用防止ポスター・標語のページでは、県内の小・中・高校生等の皆さんから寄せられた薬物乱用に関するポスター102作品と標語774作品のうちからそれぞれ選ばれた6作品が掲載されています。これらの作品には、薬物乱用の問題を鋭く捉え、薬物乱用を撲滅していこうという強い意気込みにあふれています。
皆さんのかけがえのない青春を、麻薬、覚醒剤、大麻などの薬物とは関係のない希望に満ちた明るいものにして行くために、このページを是非皆さんに読んでいただき、薬物の誘惑に負けない「心の勇気」を育ててください。